アニメ『少女終末旅行』全12話の感想【アニメ全話レビュー】

©つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

生き甲斐が終わってしまったなぁ…。

少女終末旅行、終わってしまいましたね。

テレビで見てた人は一週間前に終了していたのでしょうけど、自分はネット視聴なので今見たばかりです。

今回の記事で全12話分を総括する感想を語って行こうと思います。

少女終末旅行 全12話 感想

終末ファンタジー

終末世界があまりにも魅力的で、今すぐ世界滅びないかなーと夢想したくなるぐらいだったり。

とは言え、この作品のような終末って自分は実現しないんじゃないかと思ってたりもします。

正直言って、「XXXX年世界は核の炎に包まれた」的なノリでは世界の滅亡なんて訪れないだろうと思っています。

この作品で描かれている終末世界は、あくまでもファンタジーなんです。

「剣と魔法の世界」の代わりに「終末世界」を旅するファンタジー…大好き。

この作品を見て実感しましたが、自分が本当に唯一望む旅行先は”終末”ですね。

登場人物の少なさ

この作品に登場する人物は、チトとユーリの他だと、カナザワとイシイ、あとは回想でのおじいさんや喋る機械、ついでにヌコ達でしょうか?

12話見終わって改めて、登場人物が少ないのも良いなぁと。

登場人物が多いとどうしても世話しない印象になってしまう気もするので、この作品のようなスタイルがもっと一般化すれば良いのに…とは思います。

深夜アニメ感

少女終末旅行というアニメは、自分が深夜アニメに求めるものを端的に備えている作品でした。

「この作品が好き」という思い以上に、「こーゆー作品が好き」という感想がピッタリくるんですよね。

それぐらい、どうしてこーゆーのを作ってくれないのかなぁ…という思いに対して違和感なく当てはまった作品だと言えます。

こういった好みはもう随分前から普遍的に持ち続けているもので、きっと10代半ばの自分が少女終末旅行を見たとしても、やはり好きになっていた事でしょう。

二人の関係が愛おしい

ユーリも大好きですが、この旅行の主体はやはりチトなんだと思います。

当たり前の事として一緒に居る存在、そんな二人が当たり前の事として寄り添って生きていく…こんな関係性が自分は大好きなんです。

お互い相手に自分を良く見せたいなんて思っていなくて、一緒にいるのが当たり前で…そんな二人を見ているのが至福の時間でした。

カナザワは地図を無くしたら死んでしまうと言い、「君たちにもあるだろう?大切なものが」と問いかけていました。

二人にとっての大切なもの、無くしたら死んでしまうかもしれないものは…言うまでもありませんね。

映像的な安定感

自分はアニメを映像作品という視点よりは世界として捉えているので、大概はそれぞれに納得して見る事ができるんですが、少女終末旅行に関しては想像力を必要とせず安心して見ていられました。

有難うWHITE FOXさん!

BGM・OP・ED

OPは作品の世界観を含めるとしっとりと、EDは陽気にと楽しめる曲たちでしたね。

最初はEDの方が好きでしたが、少女終末旅行のOPとして、「動く、動く」が大好きになりました。

BGMは効果的な曲も非常に多くて、サントラもお気に入りです。

Blu-rayも値段以外は良い感じ

一枚に4話収録するスタイルは標準仕様にするべきだと思うんですよ。

もう少し安くしてくれれば最高なんだけどなぁとはおもいますが(1話単価2000円ぐらいでお願いしたい)。

そうは言いつつ、最近はこういった仕様の円盤も増えてきたのは喜ばしい限り。

パッケージ自体の評価としては、絵はアウターインナー共にお気に入りなんですけど、もう少しシッカリした素材にして欲しかったというのが正直な所(簡単に潰れたりしないような硬さのあるケースが良かった)。

好きな話数

3話(カナザワ回)と6話(イシイ回)はやっぱり好き、あとは8話もいいなぁ、月の光ぃぃぃぃ\(^o^)/

というか11話までは全部好きですね…ん?11話まではって事は

12話が想定外にポンコツだった

実は今、結構複雑な心境だったりします。

率直に言って、12話は自分的の感想として想定外に駄目でした。

自分は原作の漫画を最新刊まで読んでいたので、当然12話のエピソードも知っていました。

その上で、かなり安心した状態で見始めたんですが、どうしてこうなったという感じで。

一言で言えば、くどい…くどすぎる。

付け足さなくていいというより、付け足しちゃいけない部分に原作にないものをねじ込んでいたり、過度に膨らませたりしてるもんだから。

その結果、視聴者の想像にまかせて欲しい余白にベラベラと説明文を付け加えられちゃったもんだからもぅ。

12話にしてこんなに不満の多い回が来るとは予想外すぎてビックリです。

追記:12話に対する不満点を別記事でまとめました。

愛ゆえに少女終末旅行12話(最終回)にダメ出ししてみる【アニメ感想・不満点】

総括

満足度:★★★★☆

ビックリした…まさか少女終末旅行の満足度で★5以外を付ける事になるなんて、11話の段階では想像の遥か彼方の出来事でした。

この作品が今まで自分が見てきたアニメ全ての中でもかなりのお気に入りで有る事は今も変わりません。
ただ、どうにも締まらない最後だったなぁ…と残念な気持ちで一杯です。

おそらく自分がこの作品を愛しすぎているから過剰に反応している部分はあると思いますけど、このササクレは何度見ても確実にザラザラした感触を味合わせてくれる事でしょう。

とりあえず、まずは2期に期待でしょうか?どうやらそこそこ人気っぽいので。

12話に関して憤りを吐き出してしまいましたが、愛しい作品を作って頂いてありがとうございました。

全ての制作関係者の方々に感謝を届けたい気分です。

これほど円盤の発売が待ち遠しい作品も初めてかもしれません。

でもやっぱり、12話は不満ですが。


© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

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