クリエイターやメーカーを支援するうえで、非常に手軽でお勧めの方法があります。
それは、アフィリエイトの有効活用です。
商品やサービスで直接支援する以外にも出来る事がある
アニメファンの中には作品を評価する意味を込めて円盤を購入している人も多いと思います。
アニメ業界は非常に商売下手ですから、円盤が売れないとプロジェクトとして収益を生まない…なんて、動画配信サービス全盛時代が訪れて久しい状況でもビックリするような収益モデルが一般的です(最近は流石に事情が変わって来たんじゃないかと思いますが…変わってますよね?)。
特定の歌手を応援するためにCDや配信サービスに対してお金を払ったり、クリエイターが個人的に行っているサービスにお金を払ったり、そういった形で支援を考えている人も多いでしょう。
当然のことながら、作品制作に時間をかけるためには生計が維持される必要がありますので、クリエイターが活動を行う上で生活基盤が確保される事は必須要件と言えます。
そういった「自分が好きなものにはしっかりとお金を払わなくては」という意識が近年多く語られるようになった気がしています。
それは非常に重要な視点ですし、是非とも継続して認識していくべき話だと思いますが、さらに手軽にクリエイターを支援できる方法があります。
それがアフィリエイトの有効活用です。
アフィリエイトを活用すると言っても、自分が応援したいクリエイターやメーカーの作品なりをアフィリエイト広告で宣伝する…という話ではありません。
クリエイターにアフィリエイト収入が入るようにする
例えばあなたが応援している歌手が個人サイトやブログを開設している場合、そこに広告が表示されているようなケースがあると思います。
そこに掲載されている広告をクリックして掲載先を閲覧したり、紹介されている商品を購入する事で応援しているクリエイターに対して広告収入が入る可能性があります※。
※ただし「アメブロ」のようなタイプのブログサービスではサービス提供側が表示している広告をクリックしても、クリエイター等に広告収入が入る事わけではないという点は注意しましょう。
例えば、「クリエイターAさん」の個人サイトにアマゾンへの商品リンク(アフィリエイトリンク)が表示されていたとします。
例えばこんな感じ(これはアマゾンだけではないですが)。
その場合、仮にそこで紹介されている商品を購入するわけでなくとも、そのリンクからアマゾンへ飛んで別の商品を購入した場合でもクリエイターAさんへアフィリエイト収入が発生します。
例えば上記の「キルミーベイベー Blu-ray BOX」のリンクからアマゾンへ行き、そこで別の商品(カテゴリーが違うものであっても)を購入しても紹介料の対象となるという事です。
これを活用すれば、アマゾンで買い物をする時にクリエイターAさんの商品リンクを辿ってから購入する事で広告収入をクリエイターAさんにもたらす事が出来るのです。
アマゾンの広告料は1商品あたり数%と大した額にはなりませんが、それでも塵も積もれば山となりますのでね。
この方法の素晴らしい点と言えば、支援する側が金額的なロスをするわけではない点です。
つまり無料でクリエイターなりメーカーなりを支援できるので、どんどん活用するべきだと思うんですよ。
ちなみに注意点として、アマゾンのアフィリエイトはリンクを踏んでから紹介料が発生する期限が1日しかありません。
さらに予めカートに商品が入った状態だと、その商品は紹介料の対象とならない可能性があるようです。
ですから模範的な行動としては、「ほしい物リストに購入したい商品を登録」→「クリエイターが設置したアフィリエイトリンクからアマゾンサイトへ移動」→「ほしい物リストから商品をカートへ入れて購入」という事になります。
こうすれば確実に紹介料が発生するものと思われます。
ちなみにカートの扱いについては楽天やヤフーショッピングも同様だと思いますが、楽天とヤフーのアフィリエイトに関してはリンクを踏んでから30日間は有効判定されます。
ただし、最後に踏んだアフィリエイトリンクが優先されますから、支援したいクリエイター以外のアフィリエイトリンクを最後に踏んだ状態で買い物をしても支援したいクリエイターの成果にはなりませんので注意して下さい。
クリエイター自身も是非、積極的にアフィリエイト活動を行って欲しい
アフィリエイトに対してどこかマイナスイメージを抱いている方も少なくないので、例えば個人サイトで商品を紹介する時にもあえてアフィリエイトリンクではない生リンクを提示してしまうような方もいらっしゃると思います(アフィリエイトリンクを提示する事を姑息に感じてしまうのでしょうか)。
もちろん様々な考え方があると思いますので無理強いは出来ませんが、やはり収入源は多いに越したことはないと思いますし、ファンとしては支援する方法が増えてくれる事はむしろ嬉しい事でもあります。
クリエイター個人にしろメーカーにしろ、そういった意味も含めてどこかにアフィリエイトリンクを設置しておいて頂きたいと個人的には思っております。