コロナ禍での新文化発見とコロンブス的視点、そしてコロナ禍がもたらすメリット【スカイプ・ニコ生・価値観の整理】

新型コロナウイルス

コロナ禍が訪れた結果として、いわゆるステイホーム(なんで英語?)で楽しめる文化というものが広く普及しましたね。

そういったものに新しさを感じている人も多いらしく、コロナ禍による新たな文化性として認識している人も多いようです。

しかし実際の所は、コロナ禍によって生じたとされる文化は随分前から存在していたものが多い事に気付いている人も少なくないんじゃないでしょうか?

オンライン飲み会

オンライン飲み会の定義は様々だと思いますが、狭義にはZOOMなどの映像&音声チャットツールを使って行うリモート飲み会の事を指していると思います。

こういった形の飲み会というのは確かに、比較的新しいと言えば新しいと言えるんでしょうか?自分は全く行ったことがありませんでした。

しかし一方で、音声のみでのオンライン飲み会?的なものは随分前から普通に行っていた事でしたから、違いとしては相手の顔が映像として映し出されているか否かといった所ですね。

個人的には、例えばオッサン数人で飲み会をするような場合だと、オッサンの顔を映像でわざわざ見ながら飲む事にあまりメリットを感じないので(汗)繋ぐのは音声だけで十分かな?というのが正直な所なんですが…。

音声だけ繋ぎながら同じアニメを見るとか、そういった使い方が個人的には好きですね。

生配信の大衆化

最近だとYouTubeLiveがメインなんでしょうか?あるいは他のサイトが人気を博しているのかもしれまんが、ライブ配信というものを活用する人が配信側にしろ視聴者側にしろ随分と増えたようです。

自分もI’veが毎週末に行っているDJライブ配信「NAMIしよう」を楽しみにしている一人ですが、今までこういったことを行ってなかった人が日常的にライブ配信を始めた状況なのでしょう。

生放送を通じて画面の向こうにいる人とチャットを通して交流が出来る面白みを感じている人も多いようで、こういったことを「アフターコロナの文化」と認識している人も少なくないようです。

しかしこういった面白みというのは随分と前から存在していたもので、例えばニコ生が活気に満ちていた時期(10年前ぐらい)には多くの人が体感していた面白みなんですよね。

最近こういったライブ配信を楽しみ始めた人のテンションに、どことなく以前のニコ生にあったようなそれを感じている人も(その辺に明るい人なら)結構多いんじゃないでしょうか?

コロンブスの新大陸発見的な視点

要するにコロナ禍によって生まれたとされる文化というのは、その多くがそれ以前から普通に存在していたものが大半だという事です。

しかしそういった文化性にあまり触れていなかった人達が、コロナ禍をきっかけに(自分たちにとって)新たな文化性に触れる事で、そこに新たな楽しみを見出しているのがコロナ禍中の文化と呼ばれるものの正体です。

それはつまり、西側の視点から見た「新大陸の発見」と同じような話なんですよね。

コロンブスのアメリカ大陸到達によって西欧社会はアメリカ大陸を「発見」したわけですが、そこにはすでに多くの人類が土着して生活していた訳です。

その土地で暮らしていた人々にとって「新大陸」は「日常」でしかありませんからね。

コロンブスを持ち出してしまうと非常に生臭い感じがしてしまうわけですが、コロナ禍によって多くの人が今まで触れていなかった楽しみに触れる機会となった事は大いに歓迎すべき事だと思います。

むしろコロンブスの生臭さを比喩として使うべきなのはインターネット文化の偏移だったりするんですが、それはまた別の機会にでも…。

コロナ禍によってもたらされるもの

コロナ禍は経済面で大きな打撃を受けていますし、人によっては仕事環境を大きく変えた事でしょう。

しかし個人的にはコロナ禍によって強いられている生活(3蜜を避ける的なアレ)は苦ではありません。

自分は電車通勤ではありませんが、コロナ禍によって満員電車という異常な文化が少しでも是正されるなら喜ばしい限りでしょう。

在宅勤務という形も在宅でできるなら在宅で良いと思いますし、コロナ禍によってこうした「出来るけどやってなかった事」が半ば強制的に遂行させられたのは非常に良かったと思います。

地方経済の再建を目指して「GoToトラベル」などといった施策が行われていますが、そもそも観光業に依存した地方経済体制というものが駄目なわけで、そこをコロナ禍から学び取らなければいけませんし、そこからの脱却を目指す事が何よりも重要です。

コロナ禍によって変わる事は当然ありますし、それによって商売ができなくなる人もいるでしょう。

しかし全体として見た場合、結局の所はより「真っ当な在り方」を目指す事、そこに尽きるのだろうと思います。

コロナ禍が本当にツライのか?を考える

ハッキリ言ってしまえば新型コロナウイルスというものは現状としては「ただの風邪」と大差ないものと言って差し支えありません。

どう考えてもインフルエンザの方が現状としては危険な存在ですから、むしろコロナ禍のお陰でインフルエンザの感染が減少する(予防徹底やウイルス干渉の結果)なら人類にとって有益ですらあります。

そういった面はとりあえず認識しておくとして、それ以外に関しても「コロナ禍の苦悩」といった文脈で語られる事が本当にツライのか?は今一度再考してみて頂きたいですね。

例えば音楽ライブの配信なんかだと、どうしても「やっぱりライブ会場で聴くのが一番」といった認識が固定化して語られてしまう面が未だに強いと思います。

しかしライブ会場へ足を運ぶ事の手間、会場内での飲食の制限、トイレに立つ場合の事などなど、家でライブ配信を見る事によるメリットは一般的に認識されているよりも遥かに大きいと思います。

例えばコミケが中止された事を残念がる意見も多いんですが、あの混雑に身を置く事を考えればコロナ禍を前提としなくても、もっと整理された即売会イベントというものを定義するべきではないか?という思いが自分には前々からありました。

「インターネット環境を活用した新たなコミケ」…そういったステージへコロナ禍が半ば強制的へ導いてくれるのだとしたら、それはそれで自分のような地理的に遠い&人混みが苦手な人間にとってはメリットの方が遥かに多い事を確信しています。

コロナ禍の日々を「鬱屈した…」と表現する人もいますが、自分からしたら「たかが人混みに身を置けない程度で何がそんなにツラいの?」といった思いもあるんですよね。

人生の楽しみ方は人それぞれだと思いますが、ステイホームしたまま楽しめる事なんて星の数ほどありますから、普通に楽しく過ごしていきましょ?

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