アニメの語源はAnimationですが、Animationの語源ってご存知ですか?
ウィキペディアによると、アニメの語源はラテン語に由来しているとの事です。
animation(アニメーション)は、ラテン語で霊魂を意味するanima(アニマ)に由来しており、生命のない動かないものに命を与えて動かすことを意味する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/アニメーション
より端的に言えば、「絵を動かす」事がアニメであると言えるでしょう。
そんな映像としてのアイデンティティーを強力に有するアニメではありますが、「アニメを聴く」というのも中々楽しいものですよ?
dアニメストアのアプリでアニメを聴く日々
自分は普段、外出中には暇つぶしとしてBluetoothイヤホンで音楽を聴いている事が多いです。
そんな中で音楽だけではく、実はアニメを聴いている事も多いんですよ。
dアニメストアのアプリだと、ストリーミング再生中のアニメであればバックグラウンド再生が可能となります。
バックグラウンド再生中はスマホの画面を消していても問題なくアニメの音声だけを聴き続けられるので、アニメを聴く上では非常に重宝します。
要するにドラマCDみたいなものだが
アニメを聴くというのはつまり、ドラマCDを聴くようなものです。
そう考えれば、アニメを聴くよりもドラマCDを聴いた方が良いんじゃないかと思う方も多い事でしょう。
それに関しては正にその通りなんですが、ドラマCDよりもむしろアニメを聴く方が自分はお気に入りかも?と思う事が多いんですよ。
何故かと言えば、ドラマCDというのはそもそもが音情報だけで物語を伝えようとするものですから、やはりそれなりの情報量を提示してくるんですね。
しかしそういった事が自分にとっては少々助長に感じられる事も少なくありません。
その点アニメを聴く場合には、映像ありきで音が構成されていますから、余計な(といったらアレですが)状況説明などが挟まらずに済むのです。
もちろんドラマCDでも楽しいものは沢山ありますし、ドラマCD的な表現がしっくり来る事もありますけどね。
あとは単純にアニメ作品のドラマCDというものはそれほど多く用意されているわけではないので、そういった意味でもアニメを聴く方がより選択肢が多いという事が言えるでしょう。
アニメを聴く楽しさ
例えばもう何回も見ているアニメの音だけを聴いていると、映像が脳内で再生されますから、もう映像を見ていなくても同様に楽しめちゃいます。
逆にそれほどしっかりと見ていないアニメの場合、映像がない分だけ音情報から伝わる世界観をふんわりと思い出しながら楽しめます。
さらには映像で見た事のない作品を音情報だけで楽しんだ場合、音情報で理解した世界観、その印象といったものが実際に映像を見ると随分と変わって見れるといったような楽しみ方も出来ちゃうんです。
このようにアニメを聴くという行為には、その作品に対して自分が持っている情報量の多い少ないによって違った味わいがあり、中々に趣のある楽しみ方だと感じています。
アニメ≒アニマなら音だけでもアリ?
アニメ(アニメーション)の語源がアニマ(霊魂)にあるとするなら、本質的には映像に拘る必要は無いとも言えます。
個人的には「ドラマCD」といったような言い回しはちょっと好みではないので、アニメを聴く事もそうですが、「音情報だけで物語る作品」の総称を新たに作り出したいようにも思います。
例えば・・・アニ「メ(目)」ならぬアニ「ネ(音)」とかどうでしょう?・・・言いづらいなコレ。
アニオン、アニオト、アニオ・・・なんかしっくり来る名前が思いつきませんが、こういった新しい名称を設定したい。
アニメを聴いたことが無い人は是非お試しあれ
アニメは映像を見てナンボだと思っている人の中にはアニメを聴くという事がピンとこない方も多いんじゃないかと想像します。
とりあえずは何回も見ている作品で試してみると良いでしょう。
きっと思ったよりも充実した時間を過ごせるはずです。
そうしたら次は全く見た事のない作品を聴いてみると良いでしょう。
そしてその作品を実際に見てみた時との印象のギャップを楽しんでみては如何でしょうか。
アニメを聴く、新しいアニメの楽しみ方として非常にお勧めです。